実在天皇の話題から「女性天皇」と「女系天皇」の違いも確認しておこう。
「女性天皇」とは天皇や皇太子を父に持つ皇女が即位した天皇のことでこれまで8人10代が女性天皇だった。一方「女系天皇」とは女性天皇が非皇族の男性と結婚してその子が即位した場合、その天皇は男女にかかわらず女系天皇になる。これを認めれば父方をたどると必ず初代神武天皇へつながる「万世一系」の皇統が絶えることになる。
皇族数減少、天皇制維持のため「女性宮家」の創設も論じられているが、これは女性皇族が当主となる宮家のことで天皇制維持には全く繫がらない。皇室典範は女性皇族が皇族以外の男性と結婚された場合は皇籍をを離れると規定している。例えば高円宮家は妃殿下と女子殿下で構成されるが女性宮家ではない。
野党が「女系天皇、女性宮家の創設を認めて天皇制維持」と主張するのはトドのつまり皇統廃絶、天皇制消滅の意味と同じであることを全く理解していない。この連中、例の小室某を皇族と呼ぶ積もりなんだろうか。
7月 08
2019
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