「文藝春秋」は編集方針が嫌いなのでこの5年は全く手にせず、「正論」と「VOICE」は見出しの広告を見て買うことがある。「新潮45」は時々は買っていたが編集ゴタゴタで廃刊になってしまった。仕方なく本屋では並ばない「THEMIS」を1年間だけ読んでみようと申し込んだが、何のことはない「財界にいがた」の全国版だった。ただ所々で面白い情報が載っているからまあ月額1000円ならよしとしよう。
7月号で特に面白かったのは「小沢一郎 石破茂で野党総結集を画策す」「更田豊志原子力規制委員長の独善&怠慢が目に余る」
小沢一郎77歳。若干50歳の国民民主玉木雄一を籠絡するなどイトも簡単。当面は牙を剥かず温和しく振る舞うがいずれはわずか6人の小沢党、不満が募る石破まで食指を伸ばしさらに国民民主の金庫に眠る170億円に手を出すだろうと。そして相変わらずイージーミスを繰り返す東電は論外だが、それに輪を掛けて原子力規制委員会は期限内にテロ対策施設を完成しなければ運転停止を命じると無理難題を吹っ掛ける。自己保身、権力を弄ぶエセ技術者を糾弾していた。暇つぶしにはちょうどいい情報が結構載っていた。
7月 12
2019
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