日本政府は韓国元徴用工問題、韓国軍のレーダー照射などで「信頼関係に基づく輸出管理の継続は困難」と判断、半導体製造に必要な化学製品を禁輸製品にする。当面の対象品はフッ化ポリイミドはスマホのディスプレーにレジストは基板の感光剤として使われ、いずれも半導体製造に不可欠で日本が世界100%のシェアを誇る。フッ化水素は半導体洗浄用として使われ世界の70%を占める。韓国はこれら製品の100%を日本から調達してきた。今後は輸出ごとに日本政府への申請が必要で審査に3ヶ月ほど掛かる上に政府は輸出許可を与えない方針だから事実上の禁輸措置だ。
さて今度は経済記者風に(偉そうに)俯瞰すれば、サムスンが韓国GDPの20%を占めサムソン営業利益の3分の2を稼ぐ半導体事業がコケれば韓国経済全体が撃沈するのは目に見えている。奇しくもHUAWEIが世界中で止められて、あの小狡いブンザイトラはあわよくば「サムソンが肩代わりを」と思っていた筈で、その出鼻を挫く精神的打撃はナイスタイミングだ。拍手 !!
しかしプライムニュースで元駐韓国大使の武藤正敏に至っては「韓国経済がさらに減退したとき国民全体の怒りが日本に向かい反日がさらに激しくなる恐れがあるから日本政府の判断は間違っている」とは何たる言いぐさ。韓国はこれまで「世界経済でも韓国経済でも日本の重要度は低下している」とわめいていたではないか。こういう輩が韓国をミスリードしてきた。
7月 03
2019
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