児童相談所

子供の虐待死があとを絶たず、腹が立って仕方ない。
児童相談所は都道府県に設けられた児童福祉の専門機関だ。住民は児童虐待らしき状況を目撃した場合は速やかに市町村、福祉事務所または児童相談所のいずれかに通告しなければならないとあるが、しかし通報しても見過ごされたり、適切な処置もされず返されたりして虐待死があとを絶たない。そもそも児相の判断が甘い。当市を管轄する長岡児童相談所では相談のあった中の240件もが不問もしくは対応不要と判断していると云うから全国では万に近い不作為がある筈だ。
児童福祉司は保育士など「士」がつく職種のような特定の資格を指すものではなく児相に配属された公務員(県職)の職種名だ。配属されると研修や育成もそこそこに虐待などハードな案件をいきなり担当することになる。これでは適切な処置が為されるとは思えない。それに保護されたとしても、規律が厳しく職員は命令口調で子どもに指示する。窓は開かず部屋は外鍵。やっぱり気持ちの入らない行政の弊害が根本にありそうだ。