「イージス・アショア」は北朝鮮・中国からのミサイルを射程2千キロ高度1千キロで迎撃する新防衛システムと承知しているが、その配備計画で「イージィミス」が起きた。
配備する基地は日本海沿岸で敷地1平方キロ以上の面積が確保でき且つ周囲に遮蔽がない(レーダー仰角10度以上が保てる)19の候補地が選ばれ、秋田市と萩市の2カ所が適地として決まっていた。しかし基地選定でグーグルアースを使っていたため地形断面図の距離と標高の縮尺が異なっていたことが発覚、つまり秋田市以外にも適地があることが分かったのだ。例えば男鹿半島の国有地はレーダー仰角を15度と見積もって不適格としていたが実際は4度が確保できて配置条件を満たしている。
迎撃ミサイルが配備されれば敵国の目標になるのは目に見えている。秋田市新屋演習場は秋田市中心街から5キロ、もし人口の少ない男鹿半島国有地に変更されれば30万人市民の危険度は下がると反対派は気勢を上げる。それにしても韓国に媚びを売る防衛大臣やズサン計画しか作れない参謀?と説明会で居眠りをする担当者、これに秋田県知事の怒り心頭「設置容認は振り出しに戻った」と。日本の国防、お粗末が過ぎる。
6月 11
2019
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