サニブラウン

全米大学選手権100メートル決勝で9秒97(追い風0.8メートル)の日本新記録を出した。文武両道のフロリダ大学に進んで学業も大変だろうが全米トップレベルのコーチ陣を擁する分業サポート体制によりめきめきチカラを付けてきた。彼のスプリンターとしての資質は足首の硬さにあると云う。短距離では足首が柔らかいとクッションとなって曲がるため地面からの反発力が小さくなりスピードに乗れない。ジャマイカなど強豪国の選手は足首が硬く身体的に恵まれている所以だと・・・
全米大学選手権は全米大学体育協会が主催する大会で1200以上の大学が参加する学生スポーツの最高峰。競技日程も独特で1日目に準決勝種目をすべて行ったあと1日空けて3日目にすべての決勝種目を行う。だからわずか2時間の間に400mR、100m、200mの3本を走ることになりスタミナや体の強さも勝負のポイントになる。とにかく凄い選手になったもんだ !!