読売の「70年の中国〜大国の現実」シリーズが面白い。ただ円と元を混在して書いているのでそのままでは単純比較できず苦労して比較の対象を揃えたり円換算してみた・・・日本の医療費国庫負担額は地方負担を含めて約17兆円。中国は13億人もいるのに医療費国庫負担は約21兆円。因みに中国の軍事費は21兆円。(図表が出ていたが防衛費と医療費の大小は分かるが負担額の大きさは分からない。換算が必要になる)まず地方病院のレベルが低く大都市の総合病院に殺到。医師のランクによって指名料を支払う。医療保険による3割負担は入院患者だけ。軽い風邪の受診でも約8,500円の出費になると云う。習近平は終身皇帝の座を得たが、急激な高齢化が進む中で社会保障の矛盾から自己破綻するだろうと多くの中国ウオッチャーが指摘している。因みに中国の科学技術開発は10兆円。日本防衛費5.2兆円の2倍に当たる。社会主義といいながら相当歪んだ国の姿に愛想を尽かして外国に逃げ出す中国人が増えて(嫌いな?)日本へでさえも在留中国人は95万を超えたと云う。
5月 12
2019
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