正常値・基準値

10年前に出たブルーバックス「流れる臓器〜血液の科学」の中古本を富山の本屋さんに注文、丁寧な対応で連休中ながら素早く送ってくれた。内容は難しいけど、目からウロコの素人向け情報もたっぷりで久々にいい本に出会えた。
血液検査や尿検査などは「正常値」といわず「基準値」と云う。これは健康なヒトの95%が収まる範囲を示す数値で、それぞれの検査機関がその実績で判断しているから全国同一というわけではないのだと。確かに血小板だけでも、我が柏崎医療センターは「12.0〜36.0」労働医学協会「14.5〜32.9」日赤病院「17.0〜36.5」国立がんセンター「15.0〜35.0」とまるで違う。小生の「14.8」は日赤やがんセンターでは完全にアウトだから本を買ってまで勉強しなければならないのだ。しっかりして欲しいな医療センターさん !!