好き勝手放題 二階俊博

親中派の本領発揮、習近平を訪ね「一帯一路に積極的に協力する。米国の顔色をうかがって日中の問題を考えていくものではない」と記者団に語った。さっそく中国のマスコミは「日本は中国がこの構想を通じて世界や地域に重要な貢献をしていると積極的に評価した」と外交利用を始めた。一方でイタリアを訪問中の安倍さんは「一帯一路の第三国インフラ整備はその国の財政健全性やプロジェクトの透明性を重視する必要がある」と中国への接近が目立つイタリア首相に中国との向き合い方に注文を付けていた。何ともチグハグは日本の動きで、政府と自民党の二股外交は信頼を失いかねない。もちろん二階は日本を云々と云うより自分の派閥の拡大しか考えていないが、中国は十分承知の上で付き合っているんだろうな。