国名の改名

フィリピンでは国名を「マハルリカ」に改名する議論があるらしい。フィリピンという国名は16世紀のスペイン統治時代の名残でフェリペ皇太子の名前に因んでいるからだが、かって長期独裁を布いたマルコス大統領も改名に前向きだったと。
そもそも国名は①主権があり②領土があり③領民(国民)がいれば、誰が許可をする仕組みでもなく、国連承認が絶対条件ではない。かって改名をした国はビルマがミャンマーに、ユーゴスラビアは現在セルビア共和国とモンテネグロ共和国になった。またタジキスタンは「カザフエリ」に改名を検討中で旧ソ連諸国のカザフスタンやウズベキスタンのような「スタン」から離れたいらしい。だから金栗四三さんが「いだてん」で叫んだように英語表記Japanを「ニッポンorニホン」に変えていいのだ。