米国を襲った大寒波

アメリカ中西部などを先月末に襲った記録的な寒波は米国周辺で偏西風が大きく蛇行したことに伴い、北極上空から「極渦」と呼ばれる強い寒気の渦が米中西部付近まで南下したからだと云う。シカゴではマイナス26.5度、ミネアポリスはマイナス30.1度を観測、いずれも平年を20度以上も下回った。
昨冬は偏西風が日本付近で南に蛇行し極渦が南下して福井石川県境付近で約1500台の車が立ち往生した記録的な大雪をもたらした。これからは今まで以上に「偏西風の蛇行」と「極渦」の南下に注意をする必要がありそうだ。