軍事ジャーナリスト鍛冶俊樹氏の記事で韓国の悪あがきが腑に落ちた。
韓国駆逐艦の近くには韓国警備救難船がいてさらに北朝鮮漁船がいた。所属が違う、指揮系統が異なる作戦行動は通常はしない。但し海難救助の場合は例外で国際法により救助の義務が定められている。が、北朝鮮船は救助信号を出していない。海難救助でもないのに海軍と海洋警察に共同で活動するように命令できるのは指揮系統からして大統領しかいない。つまり文在寅が「遭難した北朝鮮船を捜索救助せよ」と命令したのだ。当然、北朝鮮の要請を受けてのことだろうが北朝鮮船は救助信号を出していない。北朝鮮船は救難信号を出すことなしに北朝鮮本国に遭難の事実を伝達しているわけで、秘匿装置のついた特殊な通信機を装備しているのは秘密警察の「国家保衛省」に所属する工作船だけだ。つまり北の金委員長は日本に工作船を侵入させようとしたが遭難し秘密裏に文在寅に救助を依頼した。通常の救難活動であれば警備救難艦だけで十分だが能登半島沖の日本のＥＥＺで活動すれば日本のＰ１哨戒機が飛んで来るのは目に見えている。そこで韓国海軍の駆逐艦が警備救難艦に付き添い日本のＰ１哨戒機に射撃用レーダーを照射して追い払った。
いうまでもなく韓国は日米と軍事協力体制を構築しており、日米韓は相互に情報を提供し合わなければならないはずだが、韓国はそれをしないばかりか北朝鮮の敵対行動に協力した。朝鮮半島の統一しか頭にない文在寅は日米韓同盟など眼中になく、日本政府はこれ以上の協議は無駄だと判断したのだ。

防衛省は情報の小出しがかえって逆効果だったことを猛省すべし。またこの期に及んで日韓経済協力だとか文化交流だとか余っちょろいお題目は止めよう。自滅の道を進むこんな国は相手にするな !!