4月1日 新元号発表

政府は新元号の発表をこれまで検討していた4月11日にから1日に前倒しすることを決めた。この背景には大半の企業が導入している Windows OSの更新時期が絡んでいたようだ。マイクロソフト社は毎月1回、第2水曜日(4月は10日、5月は8日)に全世界統一でソフトの更新を行っている。つまり4月10日更新に間に合わせないと5月1日新元号施行に間に合わないのだ。これを各企業が独自で変更しようとすれば(規模にもよるが)数百万から数億円まで費用負担が生じる。
しかも事前に新元号が漏れないように4月1日の午後1時から「有識者懇談会」を開き、衆参正副議長の意見聴取を経て2時からの閣僚会議で決定する。2時半ころ官房長官が発表して天皇陛下の署名を頂く段取りだからスクープのしようがないと云うことだ。
因みに、最初の元号「大化」から「平成」までは247個あるそうだ。元号発祥の中国でさえ使用を止めた元号だが、時代の背景と意味と祈りをしっかりと踏んでいる元号は美しい。だから不便は承知で、使い続けて行きましょうよ !!