天皇陛下85歳の誕生日を迎えられた記者会見の全文を奉読した。テレビでは拝見できなかったが、特に慰霊の旅を続けられたこと、そして「私を支え続けてくれた多くの国民に衷心より感謝するとともに自らも国民の一人であった皇后が私の人生の旅に加わり、60年という長い年月、皇室と国民の双方への献身を真心を持って果たしてきたことを心から労いたく思います」というクダリで、声を震わせて感謝を述べられたとマスコミは報じた。
ご在位の平成は決して「平らかに成る」ではなかったが、日本と日本人はご立派で世界に誇れる天皇を戴いていたことは間違いない。以前、東京出張の際、日比谷の交差点で陛下の車列に遭遇。ちょうど写真のような状態で陛下と目が合ったことを今でもハッキリと思い出し密かな喜びとしている。