二人のノーベル賞

ノーベル医学生理学賞選考員は共同受賞になったことに「二つの研究はまったく独立していた」と説明。ジェームズ・アリソン教授は免疫にかかわる分子を治療に使うというアイデアを生み出し、一方、本庶佑教授は新たな分子を発見しその役割を解明する課程で新たな治療にたどり着いた。基礎研究が予想していなかった臨床医療でのインパクトにつながるという美しい事例だと二人を祝福。日本には多くのすばらしい研究者がいると期待を寄せた。もう少し日本人の受賞を期待出来るかも知れないが、政府の後押しが減って若い研究者がどんどん減っている現実を反省しなくては。