湯浅博 氏の「中国が支配する世界」を読み始める。
著者曰く・・・ソ連が崩壊し共産主義の支柱を失った中国は国民底辺から湧き上がる社会不満に直面した。そこで赤い中国の支配者は愛国主義を煽り、特に日本を標的にして緊張を高め13億8千万人を一体化させることに成功した。そして共産党の国内統治が難しくなるとの保身から”中華民族の支配する世界”という悪知恵を編み出した。こんな構想が出てくる背景には、中国にとって米国は赤子の手をひねるように瞞し扱い易かったからだ・・・
しかし世の中にはこの中国の拡大・覇権主義はいずれ破綻して大国を維持出来ずずいずれ三国〜十六国時代に逆戻りするという見方もある。その要が安倍さんが提唱した「インド太平洋戦略」だが、ここに米国が6兆円の支援を表明するらしい。ようやくにして我がもの顔の中国を引きずり落とす動きが出てきた。
11月 11
2018
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