世の風潮は「自己責任論」を封じて腫れ物に触るように「帰国を喜ぶべし」に偏っているが果たしてそうだろうか。日本政府からシリア行きを止まられたにも関わらず「俺が自己責任で戦場に行っているのだから政府は規制を図るな。口を出すな」とネットに投稿していたではないか。その後に「助けてください」とメッセージを送ってくるとは余りに身勝手だ。ここはさすがに”たけし”さん「登山家が山で遭難したらでお金を払うでしょ？ この人（安田）は失敗したんじゃないの？」と厳しく自己責任論を展開した。安田が機内で語った「あたかも日本政府が何か動いて解放されたかのように思う人がいるんじゃないかと、それだけは避けたかった」云々はとても腹が立つ。この人、邦人救出は政府の責任とは云えホントに助けるほどの人物なんだろうか。ジャーナリストの本分は情報発信をすることだが未だに黙りを決め込んでいることも間違っている。とにかく早く忘れたい後味の悪いニュースだ。
この件で、いつもなら舌鋒鋭い松本仁志や竹田鉄也までもが炎上を恐れてやや擁護の弁を述べていたが、この程度で批判を恐れるようでは”一家言”とは云えないですゾ !!