わが柴犬のルーツはわずか88年前に生まれた１頭の石州犬（島根）にあるらしい記事が読売に載った。東京で歯科医師をしていた中村鶴吉氏は故郷島根で狩猟犬を引退していた「石」という石州犬を連れ帰り、やがて四国犬の牝との間に牡の子犬が誕生、これが現在の柴犬全てのルーツに当たると云うのだ。人間のルーツがアフリカの一人の女性「イブ」さんに行き当たるのと似ていてとても興味深い。現在、石州犬の生存数は250頭ほどで絶滅が心配されているが、わが柴犬は人気ランキング第１位、ルーツの石ちゃんもびっくりしていることだろう。