古町の百貨店がゼロに

新潟三越が閉店を決めた。2020年3月で新潟古町から百貨店が消える。いまは贈答品と食料品がそれなりに賑わうが稼ぎ頭の衣料品は閑古鳥が鳴く。中心地の人口減、郊外大型店の攻勢、ネット通販の台頭、さらに伊勢丹との提携が存在感低下に拍車を掛けたがもっと云えば篠田市政の無作為が街の再開発を遅らせたことも遠因にあるだろう。会見で「県内唯一の百貨店として頑張ってきたが…」と述べていたが、確かに創業は「小林呉服店」だが既に三越や伊勢丹など大資本に飲み込まれていたのだからもはや地元資本店ではないしいずれある話だった。県庁所在地、県都でも首都圏からどんどん置いていかれる。