今度の西日本豪雨災害で「行方不明者」名前公表で個人情報保護法では「人の生命、健康、生活又は財産を保護するため必要であると認められる情報は開示できる」としているが、建前通りに対応した自治体と柔軟に人命尊重を一義に対応した自治体に分かれた。
岡山県=「行方不明者」と「安否不明者」を区別せず氏名・住所・年齢を公表
愛媛県=家族の同意を条件に公表を決定したが公表者はゼロ
広島県=「安否不明者」の名前をカタカナで発表。「行方不明者」は公表せず
「行方不明」とはまさに生命の危機に瀕している状態だ。名前を公表するのに躊躇は要らない。生命を分かる目安の被災から72時間は果敢に氏名を開示して捜索・安否確認に集中すべきだ。もし「どうして名前を公表したのか」とクレームがあっても胸を張って答えればいい「氏名より大切なあなたの命を救うため」と・・・そもそも自治体ごとに対応が分かれることにこそ疑問を感じる。