この酷暑でも稲の穂が顔を出してきた。いつも思うこと、田植えの3本ほどの苗から今では15本くらいに分蘖して1株に。1本の稲穂に60〜70粒の籾が付くから15×60としても900粒の籾になる。1粒の種籾がだいたい茶碗1杯分になるのだから、稲=米は素晴らしい発見発明だと思うが・・・しかし大気中の二酸化炭素の濃度が上昇するとコメに含まれる栄養素が減少するとの研究結果を日米研究チームが発表した。CO2の世界平均濃度が今世紀末までに今の35%ほど上昇するとして、たんぱく質は10%、鉄8%、亜鉛5%、ビタミンB群でもB1とB2が17%、B513%、B9は30%減るという研究結果だったと。飢餓などの食糧難に加えて栄養難も現実の問題として浮上しそうだ。
7月 23
2018
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