クロールのバタ足(キック動作)は前に進むチカラに貢献しない。筑波大と東工大の研究チームが発表した。クロールのバタ足は下半身を持ち上げて水平に近い姿勢をとるためには必須で、抵抗を減らすのに貢献していると考えられてきたが、秒速1.3メートル(100メートル77秒に相当)より速くなると足の動きで生じる水の抵抗が大幅に増えるという。この研究から今後は「振れ幅の小さいしなやかなキックを打ち、水をつかむ上半身の技術を磨くことがタイム向上につながる」と提言。クロールの泳ぎ方が変わるだろうな。
7月 06
2018
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