外務省の「外交青書」には日本と周辺国との関係性を端的に表した「枕詞」を付けるのが慣例だが、平成30年版の韓国について「重要な隣国」という言葉が消えて格下げしたことが明らかになった。26年版の「自由、民主主義、基本的人権などの基本的な価値と地域の平和と安定の確保などの利益を共有する日本にとって最も重要な隣国」という表現は「価値の共有」「利益の共有」「最も重要」の三要素で構成されていた。つまり最新版は三要素がすべて消えて突き放した。一方で台湾については28年版から「自由、民主主義、基本的人権、法の支配といった基本的価値を共有し緊密な経済関係と人的往来を有する重要なパートナーであり大切な友人である」と丁寧な表現だ。さらにオーストラリアとインドについても年々前向きな言葉が多くなっている。これら安倍外交実績は中国への急接近以外は大変結構だから、安倍さん、いっそ三選は止めて外務大臣でもなった方がいい・・・
6月 03
2018
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