遠交近攻

新潟歴史博物館 甘粕館長の講演録「倭国大乱と日本海」を買ってみた、が、遺跡発掘の記述が多くパラパラめくり読み。ただ「倭国にまとまる前はチカラをつけた首長が小競り合いを繰り返えして争乱状態にあった。特に出雲は筑紫をバックに越前と越中などとグループを組み、出雲のお隣、丹波は大和を背景に我が越後と同盟を結んだ。これが縁で大和朝廷の北限が越後国になった・・・」このくだりは興味深く、古今東西、お隣さんとはうまくいかず敵の敵は味方「遠交近攻」は世の常なんだと。朝鮮半島(韓国&北朝鮮)とは百済を除いて今も昔も相対し唐や漢とは仲良くしてきたが中国共産党政権とは相容れず、隣の隣も敵だった。