霧島連山硫黄山が250年ぶりに噴火をした。どうも大地震が起きそうな気配だ。そんな中で津波発生地点の上空約300キロにできる「電離圏ホール」とGPSの電波を利用し津波の規模や到達時間を予測するシステムを東京学芸大の研究チームが開発した。津波の全体像を把握しやすく、地震計や津波計の観測と合わせることでさらに正確な予測が期待できる。GPSを用いるため津波計が普及していない海外でも容易に予測できるようになるという。津波で海面が盛り上がることから空気振動で電子が減り電波が乱れる現象を利用する。ただ発生から電離圏ホールができるまで最低8分ほど掛かかるため比較的距離のある津波に向いているようだ。
4月 22
2018
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