むかし「ドロップ」なる球種があったがいまは「縦に落ちるカーブ」と呼ぶらしい。カーブボールはバッターのタイミングを外すのが最大の目的で見逃しでストライクが取れる。流行の「フォーク」は投げた瞬間はバッターにストレートだと思わせ振らせるが急激に落ちることによって空振りをさせるか打ち損じを誘う。
さて魔球と云われる「ジャイロボール」理化学研究所がその仕組みをシュミレーション解析。高さ約1ミリの縫い目の後方に青い低圧な部分が発生。回転の影響で山脈状に広がって空気の流れを乱しその抵抗が球筋を下に導いていた。さらに時速163キロを超えるボールを毎秒43回転超で後ろ向きに回転させると重力を打ち消しふわりとホップする「新魔球」になることも判明した。わが大谷翔平が夢の魔球を投げる日が来るかも知れない。
4月 17
2018
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