車のブレーキとアクセルの踏み間違い事故が多発しているが、熊本の小さな町工場が開発した「ワンペタル」は生産が追いつかないほどの売れ行きらしい。踏み込めばブレーキがかかり、ペダル右側のレバーを足で外側にずらせば加速する仕組みだ。また埼玉県の町工場ではアクセルを強い力で踏み込むと警告音と共にブレーキが掛かる「ＳＴＯＰペダル」開発。いずれも特許取得と車検の基準をクリアしている。交通心理学の専門家は「踏み間違い事故に特化した町工場の装置は構造もシンプルで今後の普及が期待できる」と太鼓判を押す。