「幕府は1639年、ポルトガル人を追放し大名には沿岸の警備を命じた」
「1639年、ポルトガル人は追放され幕府は大名から沿岸の警備を命じられた」
この二つの文章の意味が「同じ」と答えた中学生は43%、高校生でも28%いた。もちろん沿岸警備は大名から命じられたのではない。この程度の簡単な文章の基本構造さえ理解できない中高生の多いことが国立情報学研究所の調査で分かった。研究チームは「この程度の読解力なら将来、人工知能(AI)に仕事を奪われかねない」と警鐘を鳴らす。スマホで極短文ばかりいじっている若者よ、奮起せよ。
12月 03
2017
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