元号廃止論

12月1日の皇室会議で天皇退位は「2019年4月30日」が有力との新聞報道。まあ西暦が便利だから2019年と書くのは仕方ないが、合わせて「平成31年」と併記するのが本当だと思うけどナ・・・しかし巷では元号廃止論と印鑑廃止が賑やかしい。元号はシナ、印鑑はメソポタミアが発祥だが、いまやその習慣を残すのは日本だけだ。ならば「事務手続きなどの書類には西暦とサインを使い、元号と印鑑は文化として残す」というのがいいと思う。日本は世界に誇る一世一元の天皇元首国家だから元号廃止は国体を否定することにつながる。また押印は書類の正統性・完全性の証明、書類の改竄の防止という機能があり、もし印鑑を廃止していいならその書類は偽造されようが大した問題のない書類ということ。押印が廃止できるなら書類自体を廃止してもいい程度のものだ。
何につけ、合理性だけで片づける風潮はいいことではない。