日馬富士暴行事件はもちろん横綱にあるまじき行為で論外だが、貴乃花と協会の確執からおかしな方向に向かっている。協会の対応も稚拙、警察の事情聴取にまさか国技?の聖地「国技館」を提供するとは情けない。上だけではない。地方巡業中にクーラーボックスに入れたチューハイを飲みながら会場に向かう若い力士が何人も目撃されたり、二日酔いで足下をふらつかせながら土俵入りを務めた行司がいたり、相撲界全体がゆるんでいる。こんな協会を批判したい気持ちは分かるが「親方は絶対」と思い込む貴乃花のダンマリはよくない。被害者、貴ノ岩の意思に反して休場を命じているのだろう。弟子をだしに協会批判は何ともセコイ。
大相撲は「国技」でも何でもなく興行スポーツだ。強ければよしとするモンゴル相撲に「横綱の品格」が備わる筈もない。
11月 19
2017
2017