「TPP協定は米国抜きの11ヵ国でまとまる見通しとなった」と一度は発表した日本政府だが、結局、カナダの反対で見送りとなった。日本側の交渉担当は茂木経済再生相。この人、男版 豊田真由子と呼ばれて、秘書や関係者に当たり散らすパワハラはつとに有名だ。功を急ぐあまり発表を急いだことも他国から不興をかった。日本の強引な交渉手法が裏目に出たのだ。そもそもこんな人物に外交交渉を任せたことが失敗だ。新版安倍政権が危うい。