ダイヤモンド協力

「自由で開かれたインド太平洋戦略」昨年のアフリカ開発会議で安倍首相が提唱。インド洋から西太平洋にまたがる広い地域で民主主義や法の支配を重視した「秩序」の基に、アジアとアフリカの両大陸の連結性を高め繁栄を目指すというものだが、南・東シナ海への進出を続ける中国の「一帯一路」へのけん制があることは云うまでもない。確かに中国の横暴を止めるにはこれしかないだろう。
トランプも従来の「アジア太平洋」から「インド太平洋」という表現に変えて安倍戦略に賛同した。日本、米国、インド、オーストラリアの形から「ダイヤモンド安保」と呼ばれる。一方の「一帯一路」は東南アジアとインド洋の主要港を中国の軍港にして属国にする習近平の野望でしかない。真珠の首飾りと揶揄される所以だ。
ここで昨日も書いたように、韓国は日米印豪からも中国からも一顧だにされない、誠に惨めな状態に追いやられる。