忘れないようと思って、日本の建国年を時々思い出すようにしている。
国家の建国とは租税や戸籍の大系が備わって主権が確立していることとウィキペディアにある。それで云うなら神武天皇興国はやっぱり無理がある。668年天智天皇の「近江律令」と「庚午年籍」が発布され、かつ「天皇・日本」という王号国号が現れたことを以て建国とすれば、なんでもイチャモンを付ける中国韓国でも文句の付けようがあるまい。日本に次いで長い歴史を持つデンマークの８世紀前は神話のような不確かな時代で国王の実在がハッキリするのは960年頃のハーラル1世あたりからだから、建国は10世紀ということになる。「中国４千年」は国家の歴史ではなく、血縁の繫がらない他民族のヒトが住んでいたということだけ。
こんな拙文を書いていたら、韓国の親北大統領「韓国は2019年に大韓民国臨時政府の樹立から100周年を迎える」と述べて、世界が認める1948年建国を変えると云う。簡単に歴史を歪曲捏造する常習国であることを自ら証明してしまった。お馬鹿も過ぎる。