産経新聞ソウル駐在記者兼論説委員黒田勝弘氏のコラム(俄には信じ難いが)韓国で日本の小説は昔から人気があると。特に山岡荘八「徳川家康」の翻訳本「大望(テマン)」は大のロングセラー。韓国人からみれば豊臣秀吉は韓国に攻め込んだ極悪人。それを打ち破った家康はいい人で痛快だからという答えが半分冗談に返ってくるが、天下を目指しての合従連衡、裏切り、報復、謀略など権謀術数の人間ドラマはもともと韓国人は大好きだ。いま獄中で朴槿恵も熱心に読んでいるという。勾留延長など現政権から不当な扱いが続いて、家康のように「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」の心境にはなかなかなれないようだが、いつか文在寅への報復を密かに練っているのかも知れない。
韓国民よ、いっそ山岡の「太平洋戦争」でも読んでくれたら少しはマトモに歴史が見えるかも知れないよ・・・
10月 27
2017
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