台湾と日本には1時間の時差があり日本の正午は台湾の午前11時。台湾は日本の植民地時代末期に日本列島と同じ時間帯に編入されたが、第2次大戦後、中国の国民党政権の統治が始まると中国と同じ今の時間帯になっていた。
今度、台湾政府「国家発展委員会」は標準時を1時間繰り上げて日本と同じにしたいと提言した。強権を強める習近平への対抗の意味から国民の賛同は多いが、その中国は猛反発するだろう。また社会の混乱を心配する意見も多く実現のハードルは高い。年内に結論を出すという蔡英文政権の手腕に注目したい。
ふつう経度が15度違うと1時間の時差が生じる。現在、日本と同じ標準時を採用する国は、韓国、インドネシア、ニューギニア諸島(パラオや東ティモールなど)とロシアの一部(ヤクーツク時間)
10月 26
2017
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