ネット上では小池百合子への批判が集中している。
選挙を操る「暗黒政治家」もしも希望の党が過半数をとったら、誰を首相にするか「一切、私に任せてくれ」と言っている。つまり小池氏は適当な人を首相に仕立て上げ、自分は「舞台裏の黒幕」として国を仕切るつもりなのだ。国会議員でないから国会で説明責任も求められない。彼女が言う「情報公開」とか「透明性強化」などとんだお笑い草である。こんな人物が代表を務める希望の党が権力を握ったら、日本はとんでもない「ブラックボックス政治」「暗黒政治」になってしまうに違いない。日本を脅かしているのは、北朝鮮の「核・ミサイル」だけではない。ポピュリストの仮面をかぶった「暗黒政治家」にも脅かされているのだ。こんな一文を載せているのはあの東京新聞の異端児長谷川幸洋氏。
小池都知事がもくろんでいた強い追い風は吹かずむしろ逆風が吹いている。これは当然のことだ。この1年間、実績といえば豊洲移転を独断で中止しオリンピックの会場建設を見直す言って混乱させただけ。むしろ都政は後退した。地道な努力をせずマスコミを利用して国政復帰の機会を窺う、こんな人物に希望は見いだせない。もしこれでマスコミが小池風でも起こして首相にでもなっていたら日本滅亡の途を転げ落ちていた。「劇場型政治はもうたくさんだ」と多くの有権者は感じているにちがいない。
どれもこれも、至極、的を得ている。