習近平の粛清を予言した中国共産党の最古参幹部 何方さん(95歳)が死去した。かって粛清が激しくなる中でも毅然と「日本にいつまでも謝罪を求める被害者の意識を捨てて平常心を持って日本と接するべきだ」その上で「安倍政権が安全保障法制を布いたが普通の国家なら当然のこと。これを以て軍国主義復活は全くあり得ない」と至極冷静客観的に日本論を唱えた。日本の政治、外交問題のみならず思想文化を中国に紹介することに熱心だった良識派の死去をマスコミは小さな訃報記事として伝えただけだ。もし回顧録が出たら絶対に読みたい一冊だが。習近平が出版を止めるに違いない。
10月 20
2017
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