規制委は原発運転「保安規定」を設けてその決意のほどを盛り込むことを条件に「東電の運転資格」を認める判断をすると云う。要するに「規制委が保安規定の順守状況を検査する権限を持ち、東電が約束を守らない場合は運転停止や原発の設置許可取り消しなどの処分ができる」ということだ。また経産省が東電が約束を確実に果たすよう指導監督することも運転資格を認める条件とした。まあこれまで東電の新体制が述べていることは極めて抽象的で立地地域への説明はこの1年半に渡り全く為されていないから、規制委の主張は最もなことだと思う。またTVCMの大量投下など、その広報のあり方には大いに違和感を感じている住民も多く大事な人たちが次々と東電離れをしている。その現状を一番知らない裸の王様は、実は東電なのだ。
9月 16
2017
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