フランス、イギリスは2040年までにガソリン・ディーゼル車の販売禁止を決めているが中国も追随するようだ。特にルノー（仏）、ベンツやワーゲン（独）はディーゼルエンジンの研究開発を柱に据えてきたが、どうやらディーゼル技術にギブアップした感ありだ。さらにガソリン車と電気車のイイとこ取りのハイブリッド車は圧倒的に日本がリードしている。ジャンプ競技や柔道、レスリングで日本選手の優勝が続くと簡単にルール改定をして日本人選手不利を作り出す国際競技連盟によく似ている。
日本自動車工業会によれば、車体・部品関連の製造業雇用者だけで約80万人、販売・サービス等の自動車関連産業全体では550万人の雇用者があると云う。それに対しEVはモーターを中心に部品点数も少なく雇用吸収力はずっと小さい。電気自動車に転換を急ぐ国々では雇用で揉めることになりそうだ。