NASAは10~30mの小惑星が10月12日、地球から約4万3500kmの距離まで接近すると発表した。静止衛星から7〜8000km離れているだけだからスレスレと云っていいが、地球に衝突の恐れはないと。しかし直径100mを超す大きさで、地球から800万km以内を通過する可能性がある小惑星は4700個あるらしい。しかも直径150m以下の小惑星は9割以上が見つかっていないと。
2002年1月には「2001YB5」と命名された直径300mほどの小惑星が、地球と月との距離のほぼ2倍にあたる約83万km離れた地点を時速約11万kmの猛スピードで通過していた。もし地球に衝突していたらフランスを吹き飛ばすほどの威力があり人類史上最悪の災害となっていた可能性もあったという。
米国の研究者によると、人が一生の間に局地的な隕石、小惑星の衝突で死亡する確率は「160万分の1」だという。ただ米国の宝くじに当たる確率は1億9500万分の1というから隕石衝突の方が100倍以上も高い確率だ。こんなこと、心配してもどうにもならないが・・・
8月 17
2017
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