元官僚の岸博幸氏、かって竹中平蔵に仕えていたからダメだと思っきたが、この人、最近の安倍政権批判を見事に批判した。小生、安倍さんの見方をする積もりはないが全く同感。曰く・・・
①前川前事務次官は「行政が歪められた」と証言したが、特区制度を活用した獣医学部新設に問題があるのであれば特区諮問会議などで異議を唱えればいいだけの話で、それを止められなかったのは文科省に反論の材料がなかったからだ。こんなことで行政が歪められたと云うなら政治主導は全て行政を歪めていることになる。
②前川の座右の銘は「面従腹背」だそうだが論外だ。仮にも文科省のトップだった人物が、そんなことを正々堂々というなんて官僚のクズだ。
③安倍政権の対応が良かったわけではない。菅官房長官は「怪文書」と言い切った。最初から特区と政治主導をそのまま説明すればなんのことはなかった。
④マスコミはいいように前川に踊らされている。新聞テレビ全紙全局が芸能ネタ風に盛り上がっているが、余りに浅薄。いやいや先生、見直しましたゾ。