しばらくおとなしくしていた稲田防相、都議選出馬の自民党候補応援で「防衛大臣、防衛省としても(投票)をお願いしたい」と述べてまた騒ぎを起こした。しかも失言の重大さが未だ分かっていない。野党は「自衛隊の政治利用」と辞任を迫っているが、将来の首相候補などとんでもない話だ。このところの安倍政権はたがが外れて崖から転げ落ちるように崩壊の道を辿り始めている。内閣改造をしたところで、もはや流れは止められまい。