与党の案に女性宮家の検討は記されていなかった。だが民進党は天皇譲位特例法の審議拒否までちらつかせたため与党が妥協した。しかし女性宮家から「女系天皇」が現れる事態につながりかねない。女系天皇が即位すれば別の王朝の創始ということで、125代にわたる皇統の大原則が根底から崩れることになり、国民の尊崇の念は消えてなくなる。そうなれば皇室の危機どころか日本の国体が吹っ飛んでしまう。