元駐韓大使が書いた本のタイトル、何とも衝撃的だがまったく同感だ。熾烈な格差、過酷な競争社会のなかで報われない不満、その鬱憤がすさまじいエネルギーとなって前大統領を弾劾に追いやり、親北親中大統領を誕生させた。緊迫する東アジア情勢や破綻寸前の経済政策などどうでもいいのだ。そこにあるのは単なる「怒り」と大統領を引きずり降ろす衝動だけだった。そして大統領を換えても内情がよくならなければ、怒りの矛先は計ったように「反日」に転嫁する。ホント、こんな国に生まれなくてよかった !!
5月 31
2017
2017