「桜散る」で完結

「京都人の密かな愉しみ〜桜散る〜」桜の花吹雪にひっかけて5部作が完結するとはなかなか洒落ている。こういう「ほんまもん」の番組を作ろうとすると,はじめのうちは手が込んでいるし思い入れがあるからよいものの、次第に意志が空回りしはじめるから少しでも手抜きがあると悪評が増幅して連鎖する。3部あたりでその危うさがあったが最後は見事にハッピーエンドに仕上げた。よく練られた脚本演出の源孝志氏と照明&カメラはさすが東映京都撮影所のプロ集団、お見事でした。竹田カオリの挿入歌はCD化の希望が殺到しているとか !?