支持率34%、急落トランプ政権の起死回生の一手はシリア空爆だった。しかもシリアアサドを後押しするプーチンの盟友?を自称する習近平はトランプとの会食中に聞かされて「米国の空爆を理解する」と中露関係に影を落とす始末。料理が終わると早々に宿舎に引き揚げるのがやっとだったとか。今さらながらこの習近平という人、米国と肩を並べる大国の指導者という演出に腐心する「張り子の虎」且つ弱者に強く強者に弱い「内弁慶」であること明々白々。
一方のトランプ政権とて内部抗争が激しく、超危険人物バノンはシリア攻撃に反対。子供に痛ましい被害が出ていると娘婿クシュナーが攻撃を進言。結局バノンは排斥された。この前に国家安全保障会議のメンバーからも外されているのでいずれはホワイトハウスから追い出されるだろうと。いずれにしてもトランプの「正義の味方」も一皮剥けば大いなる駆け引きの産物でしかない。
4月 10
2017
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