圧死とはむごい

8人が犠牲になった栃木県「春山?安全登山講習会」の痛ましい雪崩事故。訓練続行を決断したベテラン教師に誰も異論を挟める雰囲気ではなかったのだろう。この教師は高体連の登山専門部委員長で山岳指導員の免許を所持し大田原高などで山岳部顧問を20年以上務めた男性教諭らしい。こんな人においそれと進言など出来る筈がない。だからこの教師の責任というより、現場教師に一任した高校、高体連全体の問題として捉えるべきだ。それにしても全員が圧死とは。1mの深さに埋まると500キロがのしかかるから、最も深く埋もれた人は雪下2mつまり1トンの重さがのし掛かったことになりとても呼吸どころではない。 無念な若者よ、合掌鎮魂