「重力」の大きさ強さも極わずかながら変化するんだな。国土地理院が日本全国で測定している結果から40年ぶりに重力値が改訂された由。面白いのは、全国で一番変化が大きかったのはわが佐渡市で、60キロの人が約０・００６グラム軽くなったとか。
重力は地球の引力と自転による遠心力が相殺されて決まる。地中に密度の高い物質があると重力は大きくなり、遠心力が大きくなる赤道付近は重力は減る。だから厳密に云えば北海道で計った体重より沖縄で計る体重はほんのわずかに軽くなるということ。大地震で地殻の構造が変わると当然、重力値も変わるという訳だ。