自衛隊と東電

政府は南スーダンに派遣されている自衛隊を「復興支援に目処がたった」として5月までに撤収する。しかし本当のところは、隊員の命に関わる危険が迫っていることくらい誰もが知っている。政府の云う「戦闘ではなく衝突」は明らかに詭弁。国会では「日報隠し」や「大臣の資質」ばかりが取り上げられてバカバカしく白々しい。特に日報問題は組織的に不都合な事実を隠そうとする魂胆がありありで、自衛隊と東電と、どこか似ていると思った。
今日はお彼岸の中日で春分の日。怒りを捨てて心静かにご先祖様を想う日の筈だが、自衛隊制服組の不始末、東電組織の不響で自ら再稼働を逃がす失態、やっぱり怒らずにはいられない。