東電の免震棟耐震不足は産経によると、免震棟近辺の地層データがなかったため当時の土木担当が1号機のデータを仮置きしたもので、もともと信頼性が低いことが次の原子炉設計部担当に伝わらず、それが公表されてしまったことだと。ただそれでは免震棟はいかなる地震動にも耐えられるという説明を続けた理由にはなっていない。意図的な隠蔽改ざんではなかったにせよ、会社の情報共有と発信のあり方が福島以前と何ら変わっていないことが問題なのだ。二度、三度、四度、東電の悪しき体質が露わになって「体質を根本から改らためる」と云ったところでもはや何処からも誰からも信用されない事態を自らが招いた。再稼働、やっぱり無理なのかな。
2月 26
2017
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